書評・読書記録

「読書は1冊のノートにまとめなさい」を読みました。

本を読むのが好きな人には、共通したいくつかの悩みがあると思う。

その中でも定番なのが、読んだ本の内容をきちんと覚えていない事だろう。

読書量をこなすのに夢中になって、せっかく読んだ本の内容が身になっていない。そんな事はないだろうか。

著者が読書ノートを作り始めたきっかけも「本の内容を覚えていない 、または内容が頭に入った気がしないことについて 、ずっと前から問題意識を持っていました 。読んだのに残らない 。それは 、読んでいないのと同じではないか」というところから始まっている。

積読をして満足する、1ヶ月に何冊読んだかを誇る、そんな読書の呪縛から抜け出したい人にオススメしたい一冊がこれ。

それでは、この本の魅力に迫っていこう。

著者紹介【奥野宣之】

奥野宣之氏は、出版社、新聞記者を経て『情報は 1冊のノ ートにまとめなさい 』で著作デビュ 。独自の情報整理術や知的生産術がビジネスパ ーソンを中心に支持を集め 、第 2弾 『読書は 1冊のノートにまとめなさい 、第3弾 『人生は 1冊のノ ートにまとめなさい 』と合わせたシリ ーズは累計5 0万部を超えるベストセラ ーとなった

本を読む意味を改めて考えよう

冒頭でも書いたが、趣味が読書なのに読んだ本の内容を思い出せない、何を学んだかというと言葉に詰まる、そんな人は多いと思う。

いやいや、読んだのだから何かしら記憶の奥深くには刻み込まれているし、人生に生かされているはずだ、という反論もあるだろう。

しかし、著者は次のように述べている。

「昨日の食事すら、すんなりとは思い出せないのが人間というものです。にもかかわらず本だけは、『エッセンスが残る』というのは、どう考えても無理があるような気がします。」

娯楽小説なら読みっぱなしでも良いかもしれない。

ただ、それでも「じゃあ、何が面白かったの?」と聞かれたときに「面白かった」しか感想が残っていないのも寂しいものである。

人に勧めるにしても、自分で振り返るにしても、何かしら残したい。

そこで読書ノートの出番となるのだ。

読書ノートを続けるコツとは

読書ノートを付けてみたいと思っている人の中には、読書ノートを続ける自信がない、読書量が少ないのでノートを付けるのが恥ずかしい、そんな気持ちになる人もいると思う。

そんな問いに筆者は読書ノートを継続させるコツとして「探す買う読む記録する活用する」という読書に関する情報を一元化することだと述べている。

読んだ本の感想だけではスカスカの読書ノートも、次に読みたい本や気になっている本、読書に関連する情報などをメモしておく事で自然に埋まっていく効果が期待できる。

また、筆者がオススメしている方法として「ねぎま式読書ノート」という書き方で、引用と感想を交互にメモしていく方法がある。一つでも引用とコメントさえ書いておけば、それは立派な読書記録となるのだ。

その他にもいろいろな読書ノートを続けるためのコツが書かれているので、読書ノートの付け方に悩んでいる人は是非読んでみてほしい。

おわりに

ビジネス雑誌などを読んでいても、情報整理術やノート系の特集は定期的に見かけるように需要が高い。

何度も同じような内容が取り上げられる理由は、需要がある以上に続かない人が多いのではないだろうか。

私もブログに書いている以外の本で、メモするのが面倒くさくなってしまった本が多数ある。そこで、これを機に簡単な読書ノートも始めてみようかと思っている。

そうすれば、もう少し更新頻度も上がるかなと。




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