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こんな読み方もあり?長編小説「罪と罰」をさらっと読むための解説【ドストエフスキー】

投稿日:2014年3月15日 更新日:

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「罪と罰」の作者ドストエフスキーといえば、他にも「カラマーゾフの兄弟」など多くの名作を残しているロシアの文豪です。

全1200ページはある作品。しかも、ピンと来ない時代背景、独特の翻訳文。さらっと読むにはなかなかハードルが高いと思います。タイトルもページ数も重苦しく、例え読書が好きでもどうしても手に取ることを躊躇ってしまう。そんな雰囲気も漂わせます。

これが、とある方法を使うと実に簡単に読み進めることができるのです。

 

罪と罰ってこんな小説

ドストエフスキーとは?

1846年、「貧しき人々」で華々しい作家デビューをしたドストエフスキーですが、その後は順調な作家人生を歩んできたわけではありません。

1849年には空想的社会主義サークルに入ったことにより、官憲に捕まり死刑判決を受けるのです。銃殺刑執行直前に皇帝ニコライ1世からの特赦が与えられて、シベリアに流刑へ減刑となり、オムスクで1854年まで服役します。

この一連の流れは仕組まれたものであり、最初から死刑になるものではなかったのですが、このような取締りが行われていた当時のロシアの背景は大変抑圧された厳しいものでした。

また、ドストエフスキーの作品はキリスト教、正教の影響を色濃く受けていると言われています。

ちなみに「カラマーゾフの兄弟」は、村上春樹の「これまでの人生で巡り合った最も重要な本の3冊」のうちの1冊に入っています。

罪と罰への影響

内容は、その名の通りとある青年の起こした犯罪にかかわる心理小説です。しかし、これは様々な背景を理解すると印象がまたガラッと変わる不思議な深い小説なのです。

当時ロシアを襲っていた社会混乱、政治犯として死刑判決を受けた作者の経験、キリスト教の知識などが補完されると、ドストエフスキーがこの作品を通して何を訴えたかったのかが伝わってきます。

しかし、ドストエフスキーは、ドストエフスキー研究がなされ続けるほど素人には偉大で難解な作家です。

ドストエフスキー自身の勉強してから読むのでは、普通に読むよりさらに大変で本末転倒ですよね。

そこで、少し手助けを借りる事にしました。

「100分de名著」

時代背景と登場人物がすっきり

海外小説を読む場合、時代背景や読み慣れない名前の登場人物、絡み合った人間関係が整理されていると読みやすいとされています。僕が買った書籍には登場人物一覧のしおりが親切に入っていました。

ところがこれでは時代背景などは頭に入りません。

そこでオススメなのが、NHKの番組「100分de名著」です。25分×4回にわたって1冊の本を解説する番組で、面白さを感じるポイントを取り上げ解説をしてくれます。

案内役は伊集院光とアナウンサー、これに解説をする専門家や作家さんが1人が出演者となっています。

見逃した方、過去の番組を見たい方はこちらから視聴できます。

 

僕も「罪と罰」を読むきっかけとなったのは、この番組でした。一度簡単なあらすじを映像を含めて見ておくと、ドストエフスキー独特の文章も意外とスラスラ入ってきます。

先の展開がわからないドキドキ感も小説を読む醍醐味ですが、読むのに挫折した・意味がよくわからない、そんな時はこういう読書の楽しみ方もあっても良いと思います。

 

番組ガイドブックもあります。こちらを読んでもわかりやすいです。




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