雑記

ご苦労様でした?お疲れ様でした?どっちを使えばいい?

仕事が終えた時にする挨拶には、「お疲れ様でした」「ご苦労様でした」の2つが使われます。

社会に出るときに気をつけるべき言葉としてよく取り上げられますが、この2つはどう違うのでしょうか。

基本的なことですが、「お疲れ様」「ご苦労様」の2つの言葉について考えてみましょう。

「ご苦労様」は元々は目下からの言葉だった!?

ビジネスマナーとして

ビジネスマナーとして一般的には、「お疲れ様でした」は目下の者から目上の者に対して「ご苦労様でした」は目上の者から目下の者に対して使われます。

つまり、上司に対して「ご苦労様でした」というのは失礼にあたるのです。

ただ、実際にビジネスシーンや多くの場面では「お疲れ様でした」が共通の挨拶のようになっている感じもします。

芸能界では「おはようございます」が共通の挨拶になっているように、ビジネスシーンでも例え上司からでも「お疲れ様」と声かけした方が気持ちが良いように思えます。

こんな説も

ところが、言葉の成り立ちは不思議なもので、「お疲れ様」と「ご苦労様」には、こんな説もあるようです。

現在の使われ方とは異なり、もともとは目下の者から目上の人に対して使う挨拶でした。

日本語学者である飯間浩明氏の『遊ぶ日本語 不思議な日本語』によると、歌舞伎の『浄瑠璃』では、家来から主君に対しての挨拶として使われています。言語学者の倉持益子氏の論文『「御苦労」系労い言葉の変遷』でも、18世紀の江戸の小咄(こばなし)を集めた話集『安永期 小咄本集(武藤禎夫 校注)』には、医者が目上である大家に対する挨拶として使われていたと言及しているのです。

ちなみに、その時代に目上の人が目下の者をねぎらうときは、『大儀であった』が使われていました。

https://dime.jp/genre/1117662/

このように言葉は時代ともに変遷していきます。

あまり固執しすぎるのも良くないですが、ビジネスマナーは守っても損はないので窮屈でも合わせておきましょう。

苦労という言葉が嫌い

ちなみに、「苦労は買ってでもしろ」なんて嫌がらせのような言葉があります。

また、若くして税理士になったりすると「苦労してなさそうだね」なんて嫌味を言われることもあります。

さて、この「苦労」という言葉は何なのでしょうか。

苦労とは

① (━する) 仕事、生活、心配ごとなどのために肉体や精神を使って、疲れたり、苦しい思いをしたりすること。また、そのさま。心配やほねおり。労苦。
② (多く「ごくろう」の形で) 人に、せわをかけること。やっかいになること。また、そのさま。せわ。
コトバンク

苦労は「苦しい思いをしたりすること」とあります。

いいえ、違います。

そもそも、「苦しみを労う」が「苦労」という言葉なのです。

したがって、それに否定を付けてくる奴は碌な奴じゃありません。

あくまで「ご苦労様でした」と言われて「ありがとうございます」って使うものなのです。苦労の内容について、他人がどうこう言ってくるなんて、本当に余計なお世話です。

今の使い方を踏まえると「苦労は買ってでもしろ」は、ご苦労様でしたという言葉の使い方から、目上の人間が都合良く考えた言葉ではないでしょうか。

苦労なんてしないに越したほうが良いのです。

苦労を苦労と感じずに、自分の好きなように頑張っていきましょう。




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