雑記

ソニー銀行でアニメ「ひもてはうす」応援クラウドファンディング開始!

気軽にいろんな事業に出資や応援できるクラウドファンディングですが、ソニー銀行がアニメ「ひもてはうす」の製作応援クラウドファンディングを開始しました。

8月17日現在、既に満口となっています。

このクラウドファンディングの形式は投資型クラウドファンディングです。

投資型クラウドファンディングとは一体何なのか、出資するメリットはあるのか検討してみましょう。

オリジナルアニメ「ひもてはうす」

まずは、オリジナルアニメ「ひもてはうす」について紹介します。

ストーリー

クラウドファンディングの紹介より抜粋

東京・中野にあるシェアハウス、通称「ひもてはうす」で共同生活を送る3姉妹と末っ子の同級生2人、そして言葉を話す猫。そんな個性豊かなメンバーが「どうしたらモテるようになるのか?」と日々悩みつつ過ごす、ちょっと生々しいイマドキ女子たちの共同生活コメディ。ただし、この5人と1匹は不思議なチカラを持っていて…というのが、アニメ『ひもてはうす』の概要。

舞台は中野、登場人物は可愛い「モテない」女の子。

これはオタクを狩りに来ていますわ。

少々設定があざとすぎて不安ですが、私を含めてオタクは多分あざといの好きです。

何しろ、アニメはファンタジーですから。

出演声優

本郷たえ(声優:洲崎綾)
紐手ときよ(声優:水原薫)
紐手きなみ(声優:三森すずこ)
紐手こころ(声優:明坂聡美)
新井みなも(声優:上坂すみれ)
えにし(声優:西明日香)

有名プロデューサーと有名監督のタッグ!

製作会社は株式会社バウンスィさんです。

プロデューサー:江口 文治郎

株式会社バウンスィ代表取締役。映像制作およびWEB開発の経験を経て、2010年キャラクタービジネスを手掛けるDLEへ参画。様々なオリジナルIP(知的財産)を手掛け、DLEの代表作「秘密結社 鷹の爪」の事業責任者として、商品化やデジタルコンテツ開発、企業とのコラボレーション広告のプランニング、映画製作等、多岐に渡る事業展開を勢力的に仕掛け、DLEのマザーズ上場(2014年)、東証一部上場(2015年)の原動力として貢献。第2回JACEイベントアワードにて「最優秀賞 経済産業大臣賞(イベント大賞)」を受賞。

あの「秘密結社鷹の爪」を手掛けた人物のようです。

監督:石ダテコー太郎

アニメーション監督、脚本家、放送作家。株式会社バウンスィ取締役。2011年「gdgd妖精s」をきっかけに「僕の妹は大阪おかん」「直球表題ロボットアニメ」といった3DCG制作のショートコメディアニメを次々と手掛ける。声優のアドリブパートを本編として取り入れる斬新な演出手法は「てさぐれ!部活もの」「てさぐれ!部活ものあんこーる」で好評を博し、急遽2期連続でテレビ放送が決定。トランスフォーマーの玩具が主役の「キュートランスフォーマー」シリーズでは「秘密結社 鷹の爪」の株式会社ディー・エル・イー(以下、DLE)と組み、Flashアニメというハンデをものともせずパッケージの売上を伸ばす。「魔法少女?なりあ☆がーるず」では生放送アニメを観せるなど新しい技術を取り入れ、常に作品を進化させ続けている。

「てさぐれ!」は有名ですね。

「ひもてはうす」も、前半パートはアニメ本編として、後半パートは大喜利やゲーム等の出演声優のアドリブ会話劇を楽しめる作品となっているようです。

投資型クラウドファンディングとは

投資型クラウドファンディングとは、いわゆる普通の出資形態と同様に元本保証および利回り保証のいずれもなく、分配が行われない、または分配金の総額が当初の出資金を下回るなど、さまざまなリスクがあるクラウドファンディングです。

一方で、売上想定を上回れば、分配金も増え多くのリターンを得ることもできます。

「ひもてはうす」クラウドファンディングの概要

1口 50,000円
目標募集金額 25,000,000円(500口)
目標リターン 1.08倍(税引後 1.06倍)
会計期間 2018年9月1日~2019年9月30日
事業計画売上高 14,000万円

このクラウドファンディングは、最大でも6%のリターンで出資特典も無しといった、なかなかシビアな内容になっています。

事業計画売上高のうち、出資金回収売上高に到達するまで30%が分配され、出資金回収売上高に到達した後は3.825%が分配されます。

ここでいう売上とは、製作委員会からのアニメーション制作受託料、音楽CDおよびラジオCDの販売、イベント開催におけるチケットおよびグッズ販売、イベント模様の有料配信、二次派生物に対する原作使用料(原作印税)が対象となっています。

なお、ブルーレイディスク&DVDなどによる売上は計上の対象外です。

回収見込みはあるの?

さて、このクラウドファンディング、どのくらい回収見込みがあるのでしょうか。

実は、クラウドファンディングに先立って「ひもてはうす」のイベントやアピールは既に始まっており、昨年12月には制作イベントが行われました。

場所は「なかのZERO小ホール」収容550人の会場で、チケットは1枚3,780円、即日ソールドアウトだったようです。

これと同時に有料動画配信もしており、ある程度の人気ぶりは十分伺えます。

 

そして、ラジオでは7月から「洲崎綾の『ひもてはうす』ぐいぐいプレゼンラジオ」を配信して、先行してファンの獲得に動いています。

また、公開収録イベントが9月8日(土)に「Amazonシアタールーム」(目黒区下目黒)で開催されます。

参加方法は、Amazon限定商品「イベント抽選シリアルコード付『ひもてはうす』オリジナルクリアファイルセット」(1,200円+税)を購入し、応募した方の中から抽選での招待となります。

いわゆる握手券商法ですが、出資者としては売れてしまえば・・・なところがありますね。

 

このように、かなり前からファン獲得イベントに動いて、実際に集客できていることからある程度見込みの立っているファンドではないでしょうか。

まとめ

「ひもてはうす」の製作応援クラウドファンディングは、売上の予測も難しく元本保証もないリターン6%と決して安全な投資ではないですが「アニメ業界を応援したい」「声優さんのイベントが盛り上がって欲しい」、そんな「応援」の気持ち込みで出資すれば楽しめる実利を兼ねたクラウドファンディングだと思います。

8月17日の時点で既に満口となっています

私は幸い間に合って2口だけ出資しましたので、今後の経過を楽しみに見守りたいと思います。




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