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中国で家庭用コーヒーが熱い!?まだまだ広がる市場規模

6月28日の朝刊より、「中国家庭用コーヒー、日本発が熱く 「隅田川珈琲」脚光」という記事があった。

中国で日本発祥のドリップバッグ式コーヒーが人気だ。中国企業が「隅田川珈琲」のブランドで商品を売り出し、手軽に本格的な味を楽しめることが評価された。インスタントが主流の家庭用コーヒー市場で存在感を高めている。中国のコーヒー文化は発展途上にあり、潜在市場は大きい。

ここからは有料版となるが、ざっとまとめると以下のような内容だ。

・中国では家庭用コーヒーはインスタントが主流
・中国人1人当たりのコーヒー消費量は年平均9杯(韓国367杯、米国329杯、日本280杯)
・今後は日本のイメージではなく、中国本国のブランドとして売れるか

ただ、日本でも全日本コーヒー協会 『コーヒーの需要動向に関する基本調査』 によると、2022年の一人1週間当たり杯数はインスタント4.26杯に対して、レギュラー(焙煎した豆・粉)4.06杯とインスタントの需要も多い。

また、中国では都市部で主にコーヒーが飲まれているため、1人当たりの人口には農村部も含まれており、データとして信頼性に疑問が残る。

それでも、9杯というのは少ないだろうし、隅田川珈琲が伸びている事実を考えると家庭用コーヒーの市場規模はまだまだ広がるのだろう。

株式市場でコーヒー銘柄というとキーコーヒー(2594)だろう。

他にも上場していない企業ではUCC上島珈琲がある。UCCは上場していないが、その子会社でレギュラーコーヒーの焙煎加工をしているユニカフェ(2597)は上場している。

今後の中国のコーヒー需要が伸びるならば、注目しておきたいところだ。




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