雑記

日本人は寄付が少ない!?寄付が生み出す自分にも良い側面

ここ数年、習慣にしていることがあります。

それは寄付です。

きっかけは熊本城の復興城主制度。

平成28年の熊本地震により熊本城が甚大な被害を受けたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

天守閣の修繕や崩壊した石垣の復興など被害総額は600億円以上に上り、復興計画には20年を要するとされています。そのため熊本城は多くの寄付を募っており、その中で寄付をすると城主証や城主手形がもらえる復興城主制度を取り入れて、積極的に寄付を募っているのです。

しかし、日本では、他の国と比べると、なかなか寄付が広がらないのが現状です。

それでも、ふるさと納税などをきっかけに、かなり寄付は広まってきたように思えます。

そこで、今回は、私が寄付を続けることで感じたメリットを書いてみたいと思います。

寄付をするメリットとは

返礼品などによる寄付した実感

ふるさと納税を筆頭に、寄付をすると返礼品などお礼があるものが結構あります。

熊本城の城主手形もそうですし、東京国立博物館の修復プロジェクトでは記念品や入館チケット、もっと簡単なものでは寄付事業の経過やイベント報告などがあります。

寄付は対価を求めないものと思いがちですが、返礼品がある寄付も多いのです。

対価が何もないと寄付した実感がいまいち薄く、何か物寂しいものがあります。

別に寄付に満足感を求めてはいけない理由はないですし、それがきっかけで寄付して事業が存続するなら寄附した意味があるでしょう。

世の中に興味を持つようになる

寄付をすると、その経過が気になるようになります。

特に返礼品を貰った寄付は、思い出としても物としても残りますし、「そういえば、寄付した後、どうなったかな」と調べるきっかけにもなります。

また、寄付するとメールマガジンの登録などがあり、経過報告をしてくれるところもあります。

いろいろと寄付をしていると、何にしたか忘れてしまうこともあるかもしれませんが、それはまた別問題。

それに、いろいろと寄付をしようと思うことは、世の中で何が起きて、何に困っているか、興味のアンテナが敏感になります。

特に日本は自然災害が多く、ここ数年は、台風による災害も被害も大きかったです。身近なところでも義捐金を必要としている人がいることにも気が付きます。

何に寄付したか忘れないために、定期的に自分がした寄付一覧みたいなものをまとめると良いかもしれません。

自己肯定感が上がる

個人的に寄付する理由として、これが一番大きいかもしれません。

自分が寄付したという事実により、自己肯定感が上がります。

コロナの流行もあり熊本城に行く機会がなかなか無いのですが、経過状況や城主証を見ると自分のお金が世の中のために使われた実感があります。

自分の無償でした行為(復興城主は特典があるけど)が誰かの役に立ち、何もない日常が前向きに感じられたりするのです。

寄付を公開するのは偽善だの、寄付を自己満足に使うのは不謹慎との批判もあるかもしれません。

ただ、それにより自分は前向きに肯定的に生きることができるし、困っている人の助けにもなっているのも事実です。

さらには誰かが触発されて寄付をすれば、その輪が広がっていく効果もあります。

何一つ悪い事はないのです。

何となく寄付が恥ずかしいとか思っているぐらいなら、寄付したことで俺は楽しいよ!って言っても良いと思います。

そんなわけで、私はこれからも自分のために寄付をしていきたいと思っています。




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