前回紹介した「日本ピラー工業」は概ね予想通りの株価まで下がったので購入しました。購入した株は次の月にでもまとめて更新する予定です。
今回、分析する銘柄は「コクヨ(7984)」です。
コクヨとは
事業内容:文具、事務用品を製造・販売ほか、オフィス家具、公共家具の製造・販売、オフィス空間構築、オフィス用品の通販とインテリア・生活雑貨の販売を行う通販・小売
みなさんお馴染み文房具メーカーのコクヨのことです。
株価分析
株式データ推移
平成28年12月期の決算に基づいて作成しています。
2012年の赤字から順調に増益を続け、2017年は純利益が倍増しています。
ところが株価はまだ大きく上昇していません。EPSが20.53から倍増した2年後には株価も倍近くになっています。今後上昇余地があるのではないでしょうか。
また、コクヨは海外売上高比率が低く2010年度は3%であり、2020年度には30%を目指しているようですが、正式に発表されていないようなので恐らくそこまで現状では低いのでしょう。
しかし、海外事業は黒字化したという報告があるので、今後の成長に期待が持てます。
買い時
EPSが2倍になってから2年後、PBRは0.2~0.4ほど切りあがりました。
今年はEPSが倍増して1年目、現状維持か0.2切りあがるか両睨みで備えたいと思います。
買い予想株価:
1574.99×0.71=1,118円
ちょっと低すぎるでしょうか。
買い予想株価:
1574.99×0.91=1,433円
これだと既に2月9日に付けた全く1,306円と整合性が取れませんね。ただ、この1,306円はPBRにすると0.83となり、ちょうど間を取った形になるんですよね。
したがって、2年先にPBRが切りあがっていくのを見越して1,433円以下で仕込んで行くのが良さそうな気がします。
売り時
2016年12月決算を受けて、2017年2月21日に株価は1,593円を付けています。
これをPBRにすると1.01と例年並みの高値になります。
2017年に限っては買い時と売り時は既にヒットしてしまった気もします。
売り予想株価:
1574.99×1.04=1,638円
もう少し上昇余地がありますね。
さらにPBRが予想通り切りあがってくれると・・・
売り予想株価:
1574.99×1.24=1,953円
将来的にはここまで見込んでいます。