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災害義援金と災害支援金の違い、どっちに寄付すべき?

今年に入って、西日本豪雨や25年ぶりの大型台風、そして北海道地震と立て続けに災害に見舞われている日本列島。

幸い被害のなかった地域の人ができる支援と言えば、ボランティア活動か災害寄付金です。

この災害寄付金のなかには、義援金と支援金という2種類があるのをご存知ですか?

せっかく寄付するのでしたら、この違いを意識して寄付してみるのも良いかもしれません。

義援金と支援金では届く相手が異なる!?

災害寄付金で一番に思いつくのは赤十字社の災害義援金でしょう。それでは支援金の方は何なのでしょうか?

義援金は誰に届く?

赤十字社を代表に地方自治体や銀行などで受け付けているのは「義援金」です。

平成28年の熊本地震を例に取ってみましょう。

災害が起きると、各被災都道府県は「義援金配分委員会」を設置します。
日本赤十字社などが義援金の受付を開始します。
集まった義援金は義援金配分委員会に送金されます。
義援金配分委員会の決定に基づき、市町村へと義援金が送付されます。
被災された方の申請に基づき、義援金が被災者へと分配されます。

 

このように「義援金」は被災者へ直接届くお金になります。

 

被災者に直接届く義援金が一番良いのかもしれませんが、少しデメリットもあります。

平成28年熊本地震は4月14日に発生し、義援金の受付は翌日から始まりました。

5月2日に熊本県の配分員会による決定で、市町村への分配が決められます。

リンク:赤十字社「【平成28年熊本地震】配分委員会(熊本県)が第一次分の対象、基準、配分額を決定

その後、5月25日に熊本市の配分委員会により、被災者への配分が決定されます。

リンク:熊本市「8.熊本市災害義援金配分委員会の開催状況

つまり、義援金が被災者へ分配されるまで1か月以上のラグがあるのです。

また、避難生活などの即時の支援にも繋がるわけではありません。

罹災証明書を提出して、初めて対象者に分配されるものです。

支援金は誰に届く?

次に「支援金」と呼ばれる寄付金についてです。

支援金はユニセフやJPF(ジャパンプラットフォーム)などが例に挙げられます。

政府、経済界、NGOの連携によって2000年に設立された緊急人道支援組織、ジャパン・プラットフォームによると、各得意分野をもつ42の加盟NGOの初期調査や支援を展開するための資金として活用しているそうです。

リンク:JPF「JPFのしくみ

NGOによって活動は様々で、避難所や炊き出しの準備、ボランティアセンターの運営サポートなどを行っているようです。

したがって、「支援金」は被災者に直接届かず、NGOなどの活動費に充てられます。

なお、JPFでは参加NGOや活動事業、助成予算、活動地域とこまかに確認することができます。

義援金と支援金、どちらに寄付すべきか

義援金と支援金は届く先が違うため、寄付者の思いや考え方が様々です。

義援金は被災者に直接届くから義援金にすべき!

という人もいれば

支援金は即座に被災者支援に繋がるから支援金にしたい・・・

という人もいます。

確かに支援金は信頼できる団体でないと中抜きがあるのではないか、そもそも信頼できる団体はどこなのか、支援金は役に立っているかなどの不安もあります。

一方で、被災現場にはボランティアや支援活動をされている方が、実際にいるのも事実です。

何もしないで文句を言ったり批判をしていても、被災地には何の役にも立ちません。

どちらが良い悪いの議論は置いておいて、「義援金」と「支援金」の違いを理解した上で、少しでも寄付をしたい助けになりたいという気持ちが大切なのではないでしょうか。

 

最後に、寄付金は確定申告時に寄付金控除として使えるので領収書の受領と保管を忘れずに!




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