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肥満症薬がアメリカで大人気!?市場規模拡大で株価も上昇

日経のNY特急便よリ「肥満薬にゴールドラッシュ、製薬株けん引」という記事に注目。

29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比269ドル(0.8%)高の3万4122ドルで終えた。多くの機関投資家が参照するS&P500種株価指数は前日比0.4%高だった。同日発表の米実質国内総生産(GDP)の確定値が大幅に上方修正されたのが市場に好感されたほか、前日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した大手銀行のストレステスト(健全性審査)の結果を受け銀行株が買われた。

ここからは有料版となるが、ざっとまとめると以下のような内容だ。

・肥満症薬の市場規模は年300億ドル(約4兆3,400億円)
・製薬大手ノボ・ノルディスクイーライ・リリーは年初から大きく上昇している
・糖尿病治療薬として使用されているため薬が必要な人に届かない声もある

 

少し前から肥満症薬と言うのは、ちらほら耳にしており、実際に使用していると言う知り合いもいる。

この薬は、脳の満腹中枢に作用して食欲が出過ぎることを抑えたり、胃内容物の排泄を遅らせて満腹感を高めたりすることで、体重を減少させる効果があるのだ。

アメリカは肥満大国と言われるだけあって、肥満症薬の市場はかなり大きいのだろう。日本でも生活習慣病のリスクは存在しており、どの程度気軽に使用できるのか、普及するかによっては、日本でも市場が広がっていくかもしれない。

 

私もアメリカの個別株は少しだけ購入しており、以前から別の理由で保有していたイーライ・リリー株は大きく上昇し、その恩恵に預かっている。

ちなみに日本だと製薬株は高配当安定のイメージがあるが、前述のノボ株もイーライリリー株も配当利回りは1%程度である。

ただ、ノボ株もイーライリリー株も2021年から2倍以上と大幅に変動しており、アメリカ株は日本株より大きな値幅が狙える魅力がある。

一方で、為替の影響も受けるため、円安が進行している今は狙いにくく、タイミングが難しい。

長期投資を考えているなら、円高時にいろんなアメリカ株を少額でも押さえていると面白いかもしれない。




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