投資法を学ぶ

鉄板投資術<その3>

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前回は僕が過去に実際に投資した銘柄を使って事例を取り上げました。

今回は個別株にリスクを感じる人に向けて、インデックス投資や投資信託について書きたいと思います。

大局観を養うインデックス投資

インデックス投資のメリット

そもそもインデックス投資とは何のことを指すのでしょう。

インデックス=指数

つまり、インデックス投資とは日経平均といった個別の株価ではなく、一定の算式により算出された指数に投資することを意味します。

指数といっても、個別の株価が集まって構成されたものです。

いわば相場全体もしくは幅広い銘柄に一気に投資をすることができることがメリットと言えるでしょう。

また、個別株ではないので倒産や紙くずになることがなく、きちんと投資や損切すれば株価が半減することもありません。

もちろん、リターンもそれに見合った程度しかありませんが・・・。

どうやって売買すればいい?

ドルコスト平均法

インデックス投資のメリットを最大に享受するには、細かく何度にもわけて投資をすることです。

代表的な投資法に、投資額を定めて毎月購入する「ドルコスト平均法」というものがあります。

・毎月10,000円投資する場合

1月 株価5,000円 2口購入

2月 株価4,000円 2.5口購入

価格が高い時は購入数量が少なく、安い時には多いため、単純な数量分割に比べ平均値の点で有利になるとされています。

一方で、株価上昇時にも購入し続けるため、上げ相場では購入単価が高くなり収益が低くなるデメリットもあります。

大局観を養う必要性

そこで必要なのが相場全体の流れを見る目です。

下げ相場でドルコスト平均法で買い続け、上げ相場になったら購入金額を下げるか休止する。そんなセンスを身に付けましょう。

そのために必要な知識は何か。

私は特にテクニカル分析の能力が必要だと考えます。

「テクニカル分析をしよう」で述べましたが、テクニカル分析は相場の過熱感やトレンドを判断をチャートで読み解くことが出来ます。

何故、インデックス投資にテクニカル分析なのか。

大げさに能力と言いましたが、流れがわかれば良いのです。

インデックスは個別の株価が集まった指数で相場全体のトレンドを反映します。

また、ドルコスト平均法などで毎月購入のリスクヘッジを行います。

つまり、ピンポイントでタイミングを計る必要がなく、大きな流れを判断できれば、下げ相場で買い続け、上げ相場で売り続けます。

ただし、大きな流れで購入するということは売買期間は年単位で考える必要があるでしょう。

分配型投資信託でお小遣い

最後に投資信託についても触れておきます。

長期のインデックス投資はつまらない。

そんな人のために、長期の分配型投資信託をお勧めします。

分配型投資信託は、定期的に配当として収益を分配してくれる投資信託です。

一時、物凄く流行り年金代わりにオススメなんて言われていました。

そんなに甘くない分配型投資信託

ところが、毎月分配型という甘い言葉に騙されて実は多くの人が損失を出している場合があります。

毎月分配型では収益が上がっているときは、収益から分配されます。

しかし、収益が思うように上がらない時期には、実は元本から配当をしていることもあるのです。

毎月もらえて嬉しいと思ったら、実は単に取り崩していただけというオチですね。

分配型投資信託にも大局観

そこで分配型投信信託を購入する際も、大局を意識して売買を検討する必要があります。

年金代わりやお小遣い代わりに利用するなら、ずっと保有するべきなので特に買い時ですね。

分配型は為替の影響を受ける商品も多いため、景気全体と為替の両面からトレンドを見る必要があります。

どちらを重視すれば良いと聞かれれば、個人的には為替相場です。

そのため、為替のチャートも見る必要がありますが、これも大まかなトレンドで十分です。

大きな変動後に、円安に向かう円高に向かうと判断してから購入し続ければ十分でしょう。

まとめ

インデックス投資や投資信託は大きな利益を狙えませんが、個別株のように常に相場に張り付く必要もありません。

大きく資金を増やすには個別株ですが、年利10%程度を堅実に狙うなら返ってインデックス投資のほうが上手くいくと思います。

機会があれば、買い時などもこのブログで公開していきたいと思います。




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